外貨とは日本以外の外国のお金のことで、通貨や貨幣とも呼ばれます。日本円以外の、アメリカドル、ユーロ、イギリス(UK)ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、香港ドル、中国元など、国際的に取引されている通貨を指します。特に国際取引などの決済基準になっているアメリカドルを外貨と呼び習わしています。今、日本の金利が記録的に低いので、外国でその国のお金で預金をすると、その国の金利がつくため、外貨の預金が注目されています。
外貨の種類では、アメリカドルが基本になります。アメリカドルは国際決済通貨、国際基準通貨として流通しています。ドルはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、香港などでも使われていますが、単独で「ドル」と言う場合にはアメリカドルを指します。またアメリカドルを預金しておくと、海外旅行などでも外貨の現金を引き出せたり、トラベラーズチェックとして利便性が高いのも特徴です。
外貨の種類にはユーロがあります。ユーロはヨーロッパ連合27カ国のうち、13カ国で公式に使われている通貨です。ユーロが基準通貨単位ですが、その補助通貨単位にセントがあります。100ユーロ・セントで1ユーロに相当します。ユーロは紙幣とコインがあり、紙幣は各国共通ですが、ユーロ・セントのコインの裏側は各国が独自のデザインを施しています。ヨーロッパの金利が上昇し、このユーロの預金も人気が出ています。
外貨の種類にはイギリスのUKポンドがあります。ポンドはエジプトなどでも採用されている通貨単位ですが、単独で「ポンド」と言う場合には、UKポンドを差します。補助通貨単位はペニーですが、複数形のペンスで言われることが多いです。アメリカドルが国際決済通貨になる以前は、このイギリスポンドが大英帝国の繁栄とともに国際通貨として使用されていました。ヨーロッパ連合にイギリスが加盟し、ユーロが採用されるとき、イギリスがこのかつての栄光の象徴であるポンドを切り捨てるかどうかが焦点となりましたが、イギリスはユーロを採用しませんでした。
外貨の種類には中国の元があります。中国国内では人民元と言われ、補助通貨単位に、角、分があり、1元=10角=100分です。中国の元は通貨として年々強くなっており、現在では変動相場制を採用し、人民元切り上げが事実上少しずつ行われています。中国の元の切り上げにより各国の貿易額が変動してくるので、通貨の中では常に注目されている外貨です。中国の元は多通貨バスケットに構成されている11の通貨のひとつです。